2010年7月12日月曜日

猫いじめの動物愛護国イギリス

スコッチ・コリー、スコッチ・テリアと見た目も性格もよい好印象の犬に対してどうも英国では「猫」は歩が悪いようだ。そもそも英国産の猫で見栄えのする猫はいない。美的にも性格的にも猫は評価が低い。英国ウォッチャーの定説では、猫の性格と英国人の性格とは相性がよくないことになっている。原因は両方にある。両方とも性格が悪い。まず英国人の性格の悪さについて述べてみよう。同じ島国の日本にも似たところがあるからあまり強く言えないが、英国人の性格の最大の欠点は弱い者いじめが大好きなのである。今回は動物いじめの話だけに限るが、動物虐待禁止法ができた1835年まで、イギリスの下層階級は「牛いじめ」「熊いじめ」「雄鶏いじめ」などの「動物いじめ」を娯楽にしていた。上流階級も負けてはいない。「ライオンいじめ」「狐いじめ」「兎いじめ」を娯楽とスポーツにしていた。これには長~い、長~い歴史がある。いまだに英国貴族はその習慣が抜けていないが。英国には「猫いじめ」はないが、いじめの代わりに、英国人はいちばん頻繁に、いちばん熱心に猫を中傷してきた。その中傷を箇条書きにすると、猫は①領地の生物を密猟する②小型だが野生の猛獣と憎いほど似ている③外見を変えようとする繁殖家に抵抗する。つまり相手を勝手に選びSEXする。④態度が悪い。主人を好きなのか、嫌いなのか、信用しているのか、いないのかがわからない。つまり可愛気がない。結論としては、「猫というのは著しく劣った家事使用人で、お上品で官能的快楽に溺れ、もっと気高い性質にかけているために、高貴で寛大な人の共感が得られない」と言うわけだ。でも、これはよく考えると猫ではなく英国婦人のことではないかと思う。ご婦人がたの前で言えないから「猫」に託して言ったのではないか。英国の男たちの情けない姿が垣間見えてしまった。日本も似たり寄ったりだと言われれば返すことばはないが。だから、御同輩!猫いじめは止めましょうや、猫は化けて出ますから、負けるが勝ちですよ。

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